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「ねぇ…あたしとやらない?」
『へ? 何でオレ?』
「あたし初めてなんだけど、あんたもでしょ、初めての相手なんて好きじゃない人の方がいいのよ、別れた後に、あいつとやるんじゃなかった、なんて思い出したくもないしね」
『んー、そんなもんかね』
「そんなもんよ、それにさ、早い友達は中3の夏に済ませてる子も多いしね、そう言えば栗原って好きな人るんだよね…」
『へ? なにそれ…』
「違った… まぁいいけどさ、こっち来て」
屋上の古いベンチに寝転んでいたオレの手を引っ張り貯水タンクの裏に回る。
鉄柱を背にオレを立たせ、ズボンのファスナーを勢いよく下げた。
手を突っ込みオレのものをポロンと出し…
「…何も言わないのね」
『…何か言ってほしいわけ?』
「…別に…」
エリカはにこりともせずオレを見た。
オレもされるまま黙って見てた。
「勃たせるわよ」
言ったかと思うとオレのを握り上下に動かし出す。
『……っ…』
エリカの手の動きが激しく一気に血液がその一点に集まり出す、
オレは体を前に倒し、背中を丸めた。
エリカはパンツを脱ぐとパンツをスカートのポケットに突っ込んで
オレをコンクリートの床に座らせ跨いだ。
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