海風にあたりたくて

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だから旅に出た。 とりあえずリセットしたくて。 心も体も疼いてるけど、とりあえず、海風にあたりたくて。 渚で、一人で佇む私。 淋しそうに見えた? すぐに島の若い日焼けした男が声をかけてきた。 かっこ良かった。 私は島のその若い男と朝まで遊んだ。気のむくまま。 潮の香りが漂う筋肉質な肉体に抱かれ、私はまるでAV女優のように、一晩で、めくるめくいろんなプレーをした。 爽快な気分だった。 新しい恋人。 海風に吹かれて、一夏の恋が、私を生き返らせた。 もう、あんまり深く考えるのはやめた。 潮の流れにまかせて、 ただ太陽が眩しくて、 空が青くて、 海が広くて、 こんな地球の自然に抱かれて、 私は私でしかないから。
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