駄文

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2人の男が何もせず、ただじっと座っていた。 それだけでも2人からは、多量の汗が滴り落ちる。 そんな熱さに耐えかねたのか、片方の男が漏らした。 「夏なんてなくなればいいのに」 すると、もう片方の男が手を振る。 「いや、季節関係ないから、ここ、サウナだから」 「……そうか」 少しの間の後、男が頷く。 室内を、再び静寂が包んだ。
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