・エピローグ

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槙と識は美馬と心の再会にそんなに長くはかからないと思っている。 2人の仲では近いうちに絶対に再会できるという確信があった。 根拠はないけれど。 「それにしても今回は本当に貴重な体験したね。」 「あぁ、良い経験になったな。」 「次の依頼はまだ来てないんだよね?」 「今の所来てないな。」 「う~ん、何か母さんと話がしたい気分になった。」 「奇遇だな。俺もだ。」 「じゃあ、みんな分ケーキ買って行こうか。」 「そうだな。」 今回の依頼の話を母親に話したくなった2人はケーキ屋に寄った後、家へ一度帰ってから母親に会いに行った。 それから数年後。 『納得屋』のHPに一通のメールが届いた。 それは最高の笑顔で写っている美馬と心の写真だった。                          Fin
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