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反抗期
秋に葉を落とした樹が
冬には雪の花を咲かす
春には花が溶けた枝に新芽が顔を出す
貴方は相変わらず死にたがるけれど
私は相変わらず其れを煙たがる
眠たい頭が回らない
ブッキラボウに口が尖る
飽々したの 表現させて
猫が鳴いて夜が明けて
カーテンを開けたら曇天
車のキーを回した頃空は青紫
明け方には雪は雨に変わるだろう
こんなに素敵な色なのに
丸で不安定なきれいな空
雨混じりの生温い雪
貴方は相変わらず気丈なフリが下手だけれど
私は相変わらず其れを無視する
後ろめたい背中
感情が喉に詰まって窒息しそう
寝返りを繰り返したら朝になってた
あぁ、今日は雨が降ってる
白かったアスファルトがもう黒く染まってる
夜泣きは止めてもう寝よう
午後には陽が出て、きっと暖かいから
アスファルトもすぐに乾くから
背中に寄り添って
すぐに渇くから
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