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死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマミツル)
「痛ってェ…」
階段から転げ落ちた俺らは
3階の廊下まで転がる…
俺はこれ以上転げないよう
両手を廊下につく…
死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマミツル)
「だ、大丈夫か…」
俺はゆっくり立ち上がると
悪狐と陽明に声をかけた
巫女
陽明 聖母
(ヨウメイ マリア)
「いたたたた…っ
だ、大丈夫です」
陽明は不気味なおかめの面をしてるから
その表情は分からない…
でも、大丈夫と言ってるんだ
きっと…大丈夫なんだろう…
落下の衝撃か…俺がつけてるヘッドフォンの
音質が悪くなってしまった…
俺はフードが外れないよう押さえながら
頭につけていたヘッドフォンを首からさげる
俺は悪狐に視線を向ける
陰陽師
悪狐 道義
(アクキツネミチタダ)
「…ッ…自分も大丈夫だ…」
悪狐が起き上がる
その次に陽明も起き上がった…
死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマミツル)
「さて…どうやってあがるか…
やはり強行突破しかないか」
俺がぽつりと呟く
陰陽師
悪狐 道義
(アクキツネミチタダ)
「それなら、良い案がある…
自分の札を使って
少しの間、亡霊の動きを封じよう」
悪狐は懐からおふだをいくつか取り出した
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