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最後…最後はっと…あ、あった。
あれ? でもここは誰もスタンバイしてない。
…あ、もしかして後から出てくるパターン?
渚「……」
課題の内容を見てる間、渚は森の方へと顔を向けては、ジーっと見つめていた。
気になって課題の答えを考えながら聞いてみる。
渚「…ここ、他の所よりも空気が冷たい。
まだ9月だよね?」
あかり「9月だから、冷たい風が吹いてもいいんじゃない。
秋が近いって知らせてくれてるんだよ」
…いや、ちょっと待って。
まだ9月になってそんなに経ってないよね。
それに他の所よりもここだけ寒くなるなんておかしすぎる。
まさか本物が居るなんて事…ないよね?
怖くなって周囲を見渡してみる。
…別に何もない。
これまでお世話になった森。
それ以外におかしいと感じた所は無いけど。
「 ふ ふ ふ 」
あかり「な、何か居る!?」
渚「え? どうしたの、あかり」
嘘、渚には聞こえてない?!
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