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Halloween Party! の時間
椚ヶ丘中学3年E組の教室でハロウィンパーティーをする事になった僕達は10月30日の今日、校舎を飾り付けていた。
来れないのはほとんどだけど、明日は全員集合する。
僕とカルマはみんなに会うのが凄く久しぶりだ。
だから明日が凄く楽しみだった。
渚「うっ…届かない…」
教室を飾り付けようと天井に手を伸ばすけど、僕の手は届かずその場所でプルプルと震え出す。
ニヤニヤと悪魔の笑みをして僕に近付くカルマは、声をかけてきた。
業「届く? 渚」
渚「分かってて声かけるのやめてくれないかな」
わざとらしい声に僕はカルマを睨んだ。
業「俺がやるよ。渚は壁宜しくー」
渚「うん」
かぼちゃの形をした大きなランプを天井の真ん中に取り付ける。
行動が早いカルマに何も言えない僕が居た。
…飾り付け飾り付け。
前原「にしてもデカイなーカルマ。
何を食べたらあんなデカクなるんだ?」
渚「気になるよね…」
僕からしたら嫌味にしか思えない。
身長が欲しい僕への嫌味!!
原「ねぇねぇ渚君、この前茅野ちゃんと歩いてる所見たんだけど…
もしかして付き合ってるの?」
少し大きな体で僕に当たってくる原さん。
ボフン、と原さんにぶつかっては飛ばされそうだった。
…って原さん?
なんか性格変わったね。
渚「付き合ってないよ?
美味しいスイーツのお店があるから食べに行っただけ」
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