大切な関係

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ーーーーーーーーーーーー 「ンッ……ッ」 「由華… もっと見せて…」 歓迎会の会場を抜け出して 俺の部屋へ行くと 求め合うようにすぐに抱き合った。 「チュッ…ッ ハァ……ァッン 晃………ダメッ」 「ダメじゃないでしょ? 気持ちいいくせに(笑) 久しぶりだから 今夜は、いっぱい楽しも? 由華?返事は?」 「アッ…ン …ハイ…」 「いっぱい可愛がってあげる(笑)」 私と晃は、今まで抱きしめあえなかった分まで 愛し合った。 やっと、本当に抱き合えた気がして 嬉しくて 愛おしい。 「由華、返事まだ聞いてなかったんだけど…」 「何?」 「俺だけの彼女になってくれる?」 「うん!喜んで!」 そう答えると、 晃は、いつものように 私の首筋に顔を埋めて はしゃいだ。 「やっと、帰ってきた! おかえり。」 これからは、 晃だけ。 晃だけを愛して 晃だけに嫉妬する。 そして、この関係は たった1つの愛おしい関係ーーーーーーーーーーー
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