武闘会②

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「さっ、こちらのベットをお使い下さい。」 案内されたのはギルド横の建物、少し薬品のにおいがするから病院みたいなとこかな? 「運んでいただきありがとうございます。」 「礼などには及びません。それでは」 パタン 「・・・腕とかつかまって貰ったとこ今更痛くなってきた。」 (イシュリア大丈夫?) 「大丈夫、たぶん筋肉痛にはなるだろうけど。眠れば回復するは・・ず。」 スースー 言い終わる前に眠りに落ちる。 (お疲れさま。) ーーーーー タタタ トトト 「おい、なんでお前が付いて来るんだ。」 「君には関係ないだろう。先程の少女に用があるだけだ。」 「何の用だよ。イシュリアの護衛として是非聞かせて欲しいぜ。」 「護衛?護衛の立場なのに武闘会にでるとはおかしな奴だな。」 「けっ言ってろ。俺の今の実力が見たいってせがまれたからな。まさかバジリスクに襲撃されるとは思わなかったが。」 「ふっそれはお互い災難だったな。」 「ったく、ゆっくり旅をさせてくれよな。」 ーーーーー コンコンコン カチャ 「イシュリア入るぞ。」 「おいっ返事を待ってから開けろ失礼だぞ!」 「何か言ったk「きゃー」(ボフッ)ぐえ」 バタン 悲鳴と共にドアから吹き飛ばされるガル。 「大丈夫か?」 「いってて、何も枕投げるこたぁねぇだろ!」 「着替えてる時に勝手に入ってくるガルが悪いでしょ!ちょっと待ってて!!」 「・・・。」 「自業自得だな。」
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