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小学六年生のときに、フランスから転校してきた月渚(るな)。
彼女には、目に見えないものを見透す不思議なチカラがあった。
一方、月渚と出会い、姉妹のように親しくなる亜美(あみ)。
彼女もまた、やがて自身にひそむチカラに目覚めていく。
ふたりの前に、未解決となっていた様々な凶悪事件が立ちはだかる。
やがて事件のむこうに見えてきたものは、世界で起こる戦争や紛争、
それらと一筋の糸となってつながる「テロの脅威」だった。
また、月渚は高校三年の春に妊娠が発覚するが
その事実を、フランスに住む恋人に話せずにいる。
亜美は、高校の同級生、広夢(ひろむ)と、どっちつかずの恋に悩む。
ふたりの恋愛模様を絡めながら、物語が展開していく。
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