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ベスはおじいさんと旅をしています。
これまで世界のあちこちを巡り、これからも見知らぬ土地へ渡っていきます。
それは二人きりの旅でした。
けれどもおじいさんもベスも寂しくはありませんでした。
おじいさんはベスを大事な相棒だと思っていましたし、ベスもおじいさんが大好きだったからです。
二人はいろいろな場所を訪れました。
光る蝶の棲む森に、道が入り組んでいて迷路のような街、白い影のさ迷う古代遺跡、星空のように輝く岩肌の洞窟、活気のある港、誰もいない真っ白な砂浜。
目に入る全てが素晴らしく美しく尊いものでした。
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