∞出合い∞

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一瞬、目を見開いたが、すぐに優しい笑顔と共に、 男の掌が、私の頬に触れて、 「やっと、笑顔、見られた。」 と、見つめられた。 それに対して、どう答えたらいいか判らずに、 ただ固まったまま、私も男を見つめていると、 「舞蝶の瞳…、ヘーゼルなんだな。 美味そ~。」 さっきまでの優しい笑顔に、妖艶さの加わった男の顔が 近づいてきた。
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