NO.3

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「専務、これ凄く高そうなんですけど」 もらっていいものかどうか ただ廉はすでに留め具を外していた 「気に入った?」 もう一度聞かれて 「はい すごく気に入りました」 「じゃあ 安いとか高いとか関係ないんじゃない?」 梨花子の首につけてやった 「どうですか?」 「うん いいんじゃない?」 素直に喜ぶ梨花子を見てプレゼントを渡した自分の方が嬉しくなってしまう 「嬉しいです~ありがとうございました。明日は体力仕事しなきゃいけないのに 飲み過ぎちゃいました」 顔が赤くなって喋り方が少しゆっくりになっていた
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