第1話

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ボクは別に無類の猫好きという訳じゃない 今が真冬の1月で、寒さに耐えられないかもしれないと心配した訳でもない それでも気が付いたらボクは足を止めていた いや、止めるつもりはなかったから正確には足が止まっていた きっと、段ボール箱に書かれた文字が目に入ったからだ 短い文章でもボクの足を止めるくらいの衝撃はあった
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