売れ残り愛玩奴隷

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売れ残り愛玩奴隷

とある奴隷商が、売れ残りの愛玩奴隷の処分に頭を悩ませていた。 地味でおとなしめの奴隷には、中々買い手がつきにくいもの。可愛くて愛想が良い奴隷には高値がつくのにも関わらずだ。 さてどうしたものかと、奴隷商は考えた。 目の前にいる売れ残りの愛玩奴隷。買い手はいるにはいるのだが、それはこちらの足元を見て、破格値での交渉を提示してくる。 しかし、売れ残りだからと言って安値で売りさばくのでは能が無い。そんなことを続けていたら奴隷商とは言え、商人の名折れ。少しでも高く売りさばかなければ、奴隷商としては先が無いのだ。 考え倦ねる奴隷商だったが、行き着いたのは…付加価値による商品の品質向上。それも費用を極力抑え、経費削減の上での付加価値。難易度は高い。 案の一つに愛玩奴隷に勉強を教えて知性を高めるがあった。 確かに付加価値はつくが時間と経費が半端無い。品質向上にお金をかけすぎては本末転倒である。 そこで発想の転換。頭が良いように見せることによって付加価値をつける…つまり、メガネの装着による知性UPを演出するのだ。 この奴隷商のアイディアは大当たり!売れ残りの愛玩奴隷達をメガネっ娘として高値で販売し、抱えていた不良在庫の一斉処分に成功した。 在庫であった愛玩奴隷の維持費も馬鹿にはならなかった。一斉処分によって得た金額に、さらには経費削減の成功。奴隷商はウハウハである。 そんな奴隷商なのだから、思わず口ずさんでしまうのも無理はない。 「メガネの~愛玩♪」
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