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第四章 ゼンショー
試合会場は当然チームの応戦と各試合場の打ち合う竹刀の音と威勢と打突の時の決めの声が響きわたっていた。男子選手の怒号、女子選手の奇声。全部で8コートで試合をしていた。
「6番コート、ロクバン~と、ここだ!」
「佐倉神城中さん!
佐倉神城さんはどこですかーー?」
と係りの女子高校生らしきお姉さんが探してて
「すみません~ウチでーす!ごめんナサイ
遅くなりましたーー。
赤タスキつけ終わってます。」
「すぐに始まるよ。
いける準備してね。」と慌てていた。
そして係りのイスの方にむかい、顔を、うなづきOKです。と合図をした。
佐倉神城中学校~~。 ハイっ!!!
成田栄中学校~~。 ハイっ!!!
試合場に入り 一礼
そして、かな子の号令 「行くぞっ!」
「オーーーゥっ!!」と皆んな
そして拍手!パチパチパチっ!
そして先鋒のかな子だけが
試合場に残り礼をし、
1.2.3歩、 蹲踞、
「始め!」と主審の号令!
ぱぁ~~~ん!(メーン!!!)
赤旗3本があがった
「面有りぃ!」と審判。
「オーーーゥっ!」パチパチパチと皆んな。
カナ先輩強ぇ~と佐々木リナ。
「2本目っ!!」
と主審の号令!
コテぇ、ィィ~~。瞬間赤旗3本。
「コテ有り。勝負有り!」
「えええー早ぁーーー。」と皆んな。
アリーナ席でも父兄達が
「イヤぁ~カナちゃん強いわぁ~」
「相変わらず上手いねぇ~。」
と賞賛。美奈子もまんざらでもなかった。
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