プロローグ

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『Xマジンラー』本拠地、実験場内・・・ 『セッテ。準備は良いかい?』 「はい。ドクター。」ガチャンッ!! 何処かの次元に存在する『Xマジンラー』の本拠地にある実験場内にて、モニター越しにそう確認してくる、自身の創造主である次元犯罪者、ジェイル・スカリエッティに対し、彼と共に次元拘置所から脱獄して『Xマジンラー』のメンバーになった三人の戦闘機人の一人であるピンクのロングヘアーの少女、セッテはそう返事しながら、三角形の配置で上から逆時計回りに金、緑、白のコアメダルが嵌め込まれた赤黒いドライバー、『Xマジンラー』製のオリジナルオーメダルシステム、『ゼウスドライバー』を取り出し、装着する。 『では、始めてくれ。セッテ。』 「はい。ドクター・・・変身!!」 『キリン!!リュウ!!ビャッコ!!』 パキィィィンッ!! 次の瞬間、セッテは金色の麒麟のような角にワインレッドの複眼のあるキリンヘッド、両肩に緑の龍のような意匠があるリュウボディ、下半身が白い白虎の後ろ足みたいになったビャッコレッグを持った仮面ライダー、『Xマジンラー』製のオリジナルダークライダー、仮面ライダーゼウスに変身した。
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