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第一章~悪魔
その後私は家に帰り、ベッドに横になった。あの時お母さんは運命とか、私のためとか言っていたけれど死ぬことがお母さんの運命だというのだろうか...選択肢は無かったの?もしも他に選択肢あって選び直せるのなら私は..!
?「なら、運命を変えるか?」
「!?」
今どこからか声がした気がするけれど、私は一人っ子だし、お父さんとお母さんは離婚しちゃった。けど、お母さんは女一人でで私をここまで育ててくれた。じゃあ、この声は何..?
?「じれったい。だから、人間は面倒で困る」
今もまた声が聞こえた?いや、そんなはずが無い。きっと疲れてるんだ..今日はもう寝よう。
ー朝ー
蓮斗「おい、学校遅刻すんぞ」
「んー...」
蓮斗「遅刻したら黒田にしごかれんぞ」
「へ?何で蓮斗が私の部屋に居るのよ」
蓮斗「何でって..愛奈..お前昨日鍵も掛けないで寝ただろ。世の中物騒なんだから気をつけろよ」
蓮斗は優しいな、ちょっと、口は悪いけど昔からそういうところは変わらないや。
「もう、お母さんみたいなこと言わないでよ」
そう言うと、蓮斗は、ばつが悪そうな顔をした。
蓮斗「わ、わりぃ。まぁ、いつでも俺家に来なよ。おふくろもそう言ってるし」
「うん、ありがとう蓮斗」
私達は学校に向かったが、電車に乗り遅れてしまい、私達は黒田先生に10分も説教をされた。
蓮斗「はぁ、黒田説教なげーよ」
「仕方ないよ。遅刻しちゃったんだし」
蓮斗「でも、さすがに10分はないだろ」
そして、私達は教室に向かっていつも通り美穂先生の授業を受けた。
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