六章

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急いでお部屋のベッドでリリーナ様を寝かせ、タバサさんに彼女を任せる。 私は魔術は使えるけれど、タバサさんとは違い回復術を使えない。 「では、しばらくリリーナ様をよろしくお願いします。直ぐに戻るつもりでは居ますがそれまで」 「はい、お任せください。ここは私に任せカイム様をお探しください」 ふわりとした優しい笑顔でタバサさんは頷く。 「すいません、お願いしますっ」 私はタバサさんに一礼した後、カイム様の姿を探しに行く。
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