愛の大きさ

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服を着て、リビングへ入っていくと、あゆちゃんがニヤニヤしながら迎えてくれた。 「あゆちゃん、ありがとう」 「ふふ、良かったね、陽菜ちゃん。もう離そうとしちゃだめだよ」 「うん」 「ていうか、だんだん俊哉くんのイメージが変わっていくよ」 「俺のイメージってなんだよ」 俊ちゃんがちょっぴり不機嫌そうに呟く。 「女にはとことん冷たかった俊哉くんが、とうとう愛に目覚めたんだね。陽菜ちゃんに溺れてるもん」 お、溺れてる!?
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