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テルがなにかに気づいたようだ。怪訝(けげん)な顔をしていった。
「なんだか、感じが違うんだよな。マルミ、おまえもしかして胸でかくしただろ」
白衣の前をさっと両手で隠して、マルミが真っ赤な顔をした。
「いいじゃないですか。アヴァターは自分の好きにできるんだから」
タツオはマルミの胸をさりげなく視線で点検した。ちょっとどころではなさそうだ。2カップは優にサイズアップしている。
「おれは前のほうが好きだけどな」
テルがぼそりとそういうと、マルミはさらに顔を赤くした。もう耳まで真っ赤で鼻の横に汗をかいている。ジョージがいった。
「さて、あとは東園寺のお嬢さまだけか」
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