第一章 夢の中で

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優、優    誰かの呼ぶ声が聞こえる 優、起きて   そろそろ…起きないと   優しそうな悲しい声に何だか胸が苦しくなる …ここはどこ? ここは夢の中だよ 夢? そう、夢…ここは夢でしかないんだよ …意味がわからない   夢…夢なのに現実みたい それは…ここが…… 途切れ途切れでで聞こえなくなっていく ほらもう起きる時間だよ またね 綺麗な声だった 昔どこかで聞いたことがある声 夢……本当に…夢だったのか またね… また会えるのだろうか また会いたい 何だろう…この気持ち 名も知らない 声だけのなにか まさか… 夢の中の人に 恋をしちゃった!? まさかそんなわけはない ただ心臓がうるさい この気持ちに蓋をして 気づかないふりをして また今日が始まる
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