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アワワ…
「な…何ですか?その物体は!?」
腰を床についたまま頭だけ動かして白蛇を見る原田
「原田さん、私のパートナーですよ。落ち着いて立ち上がって下さい。」
葵は手を差しのべて原田さんを起こした。
(びっくりさせて済まないな!霊の存在を信じない貴女が悪い。)
白蛇は首を持ち上げて原田の顔に自分の顔を近付ける!
こないで…💨
怖がり後退りする原田
「白蛇!!悪戯は止めなさい!」
弥生は白蛇と葵に注意する
改めて霊の存在を知った原田聖美は、白蛇に訪ねる。
「白蛇さん、私の言葉が解るのですか!?」
霊と会話が出来るか確かめる。
(勿論解ります。貴女も私の言葉が解りますよね。)
わっ!初めて霊と会話した…
信じられない!?
「原田さん、今からこんな事では捜査に支障が出ますよ、此れから捜査する事件は人間業ではない事例ですからね。」
弥生は原田に超常現象の捜査には今まで培った経験や知識は役に立たないと言った。
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