第一章

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俺がまだ漢字も文章も読みも全然出来なかった小学生時代の出来事だ。そんな話をなぜ掘り起こしたのか…これを執筆しているのが2月だからだ。 で、小学生時代に俺は父さんの机に置いてあった四角の形をしたパッケージを発見した。まじまじと見てそれはチョコレートだと分かった。 そして、俺は小腹も減っていたせいかチョコレートと分かった瞬間にパッケージをサッと取って、パカッと開けた。 パッケージを開けたらそこには六つの窪みがあり、その窪みの中には丸の形やひし形の形をしたチョコレートがあった。 小学生時代の俺はそんな綺麗な形とかどうでも良くて、チョコレートだと確認した瞬間にチョコレートを食っていた。 そして、食って分かった事。 「なんやねんコレ!?…めっちゃ酒やん!まっず!」 そう…小学生にはまだまだほど遠いお酒のチョコレートだったのだ。漢字読めない俺だけど、お酒の匂いは分かる。 だって、俺の父さんはお酒が大好きだからほとんどの日はお酒を飲み、お酒の匂いがするんだ。…でも、優しい。 で、今の俺は 「あー、くー!チョコレートのお酒って美味ーわ!」
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