26(承前)

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 さすが戦術支援AIだった。たとえ戦闘艦がいくつか残されても、ミサイルも弾もないのでは貨物船と変わらない。タツオはいった。 「その作戦を許可する。すぐに始めてくれ」  妖精型戦術支援AIがいう。 「潜水艦極低速前進開始しました」 「作戦の成功予想は?」  タツオはオモイの顔を見た。頬が赤く上気している。
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