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その日は夜勤明けだった。
俺の仕事は工場系の仕事。
規則正しい生活等出来ない為に、嫁の清美は俺に合わせての生活になっていた。
帰宅したのは午前10時。
鍵を開けて、そっと寝室を見ると、嫁がすやすやと寝ていた。
テーブルにはメモが有り、冷蔵庫にオカズが入っているとの事。
寝顔でも眺めるかと近寄ると、不意に嫁が微笑んだのだ。
そして、呟いた。
「ウカンタ……」
えぇぇぇ!?
ナニソレ?聞き違い?と思っていたら、又呟いた。
「フフ……ウカンタ……」
間違いない……誰だ?ウカンタ……
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