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「一緒に…来てほしいところがある…」
「どこに…?」
「…きっと…、君にとってはあまり居心地のいい場所じゃない」
「…よくわからないけど…、でも、私が行くことで力になるなら…」
おおよそ見当がつかなかった。
彼の実家、というわけではないようだった。
もっと深刻で、彼が決して見せなかった場所だと思う。
約束の日まで、気が気じゃなかった。
それでも毎日、やることはあって、それなりに忙しい。
彼は忙しさの中で、気を紛らせているようだった。
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