使用フリー漫才「クーポン」

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
ツ「最近、メールマガジンとかでギフト券プレゼント!って書かれてるのが来るんだけど」 ボ「お、早速漫才始めますか」 ツ「もう始めてんだよ」 ボ「えっ」 ツ「出てきた瞬間から始まってんの!何でお前だけ、頻繁に区切りついてんのよ。番組終盤のCMか」 ボ「いやなんか出てきた瞬間からってのも気が早いかなって」 ツ「はやくねえわ。皆そうやってんだからお客さん戸惑うだろうよ」 ボ「あー」 ツ「ちがうよ、そんな話じゃなくて。最近送られてくるメールマガジンの話」 ボ「ギフト券が送られてくるって話ですか?」 ツ「そうそう。あの、ネットのショッピングサイトとかに登録してると送られてくるやつ」 ボ「はい。お得じゃないですか」 ツ「いや、お得なんですよ?オトクなんですけど、あれ最近送られてくるやつよく見ると5,000円買い物すると1,000円分のギフト券として使えます、とかって書いてあるのよ」 ボ「書いてますね。それがどうしました」 ツ「あのー……、あれ、ただの1,000円割引クーポンなんじゃ?って」 ボ「あー!」 ツ「うわっ!何!?何!」 ボ「あの、こめかみに銃弾打ち込まれると死ぬってウワサほんと?」 ツ「ウワサじゃねえよ!死ななかった事例がほぼゼロだろ!」 ボ「あー、えーと、じゃああれは?ジャッキーチェンが生まれたときの体重は5000グラム超えてたって話は?」
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!