第一話 ー想い出荘ー

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ちょうど1時間がたち引っ越し 業者さん達は私の部屋を出ていった さてと…一応、ダンボール箱はぜんぶ 運びこまれたし、あとは…片付けるだけ 私は壁掛け時計が入ってる ダンボール箱を開く… 箱から時計を取り出すと 15:00分だった… あらやだ、もうこんな時間! お隣さんとかご近所さんとかに 挨拶しないと! ダンボールを開けるのは夜にして 何か買って挨拶しないと… 私は急いで部屋を出て鍵をかけ 階段をかけおりる 想い出荘の前の歩道に出たはいいけど… あ~どうしよう! 今日、越してきたばかりだから スーパーがどこにあるかわからない! 私はパニック寸前で辺りをキョロキョロ見回す ? 「なにしてんの… この辺りは日がくれると イカれた奴が増えてくるんだぜ…? 女、一人でいると…危ないぞ」 …! いつの間にか隣に立っていた 男性にビクッと肩が揺れた… ? 「んだよ…人を化け物みたいに…」 あ…! 春月 鈴芽 「ご、ごめんなさい! 私ったら…失礼な事をっ…!」 私はすぐにその男性に謝る よくみると男性は 片手にスーパーの袋を持っていた! 春月 鈴芽 「あ、あの…!その袋…!」 男性は自分が持ってる袋を ちらりと見てから再び私に視線を向けてきたimage=504557670.jpg
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