2人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
ちょうど1時間がたち引っ越し
業者さん達は私の部屋を出ていった
さてと…一応、ダンボール箱はぜんぶ
運びこまれたし、あとは…片付けるだけ
私は壁掛け時計が入ってる
ダンボール箱を開く…
箱から時計を取り出すと
15:00分だった…
あらやだ、もうこんな時間!
お隣さんとかご近所さんとかに
挨拶しないと!
ダンボールを開けるのは夜にして
何か買って挨拶しないと…
私は急いで部屋を出て鍵をかけ
階段をかけおりる
想い出荘の前の歩道に出たはいいけど…
あ~どうしよう!
今日、越してきたばかりだから
スーパーがどこにあるかわからない!
私はパニック寸前で辺りをキョロキョロ見回す
?
「なにしてんの…
この辺りは日がくれると
イカれた奴が増えてくるんだぜ…?
女、一人でいると…危ないぞ」
…!
いつの間にか隣に立っていた
男性にビクッと肩が揺れた…
?
「んだよ…人を化け物みたいに…」
あ…!
春月 鈴芽
「ご、ごめんなさい!
私ったら…失礼な事をっ…!」
私はすぐにその男性に謝る
よくみると男性は
片手にスーパーの袋を持っていた!
春月 鈴芽
「あ、あの…!その袋…!」
男性は自分が持ってる袋を
ちらりと見てから再び私に視線を向けてきた
最初のコメントを投稿しよう!