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ル「ついてくるところだろ!?ソコは!!」
千「だって…プライバシーの侵害をしてくるコスプレした厨二病とか…痛々しいし、一緒にされたくないし…」
どっかのバカとソックリ過ぎてツライわ。
…金平糖食べたいなぁ。
駄菓子屋に寄ってから帰ろう。
ル「なぁ、後継者になってよ!!」
千「なんでだよ!?なんのだよ!!?」
ル「俺、魔王やってるんだけどさ…全然子宝に恵まれなくて…それでヴァンパイアと人間を滅ぼすには後継者が居てくれた方が死んでも安心して眠れるからさ」
千「非現実的な会話に混ざる現実問題…」
ル「まぁ、俺が男好きってのが原因なんだが…」
千「理由が明確過ぎる!!」
ル「嫁になれとは言わないから魔王になってくれ」
千「…………」
オレはその場を立ち去ろうとした。
ル「ちょっ、待てよ!」
?「魔王様?人攫いは犯罪ですよ?」
ル「魔族に犯罪もクソもあるか!!」
オレの手を掴もうとした魔王(?)の手を知らないイケメンのお兄さんが払ってくれた。
…明るい茶髪だ。
?「レンレン!お昼ご飯何??」
今度は海のように碧い髪をした紫眼の青年が現れた。
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