第1話 マブダチ3人組

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第1話 マブダチ3人組

オレは、藤原 剛。工業大学に通う20歳の大学3年生。 1人ぼっちで田舎の大学に来た。 別に、大学に行きたかった訳ではないが、 高校の先生が、この大学ならコネがあるから楽に入れるぞ!と言う言葉に惹かれただけ。 高校を卒業してもやりたい事も何もない。 かといって、猛勉強していい大学に行きたいとは思わない。 オレは、一生懸命と言う言葉が嫌いだ。 だから自分探し半分、就職というツライ道からの逃げ半分で、この大学に来た。 「この授業つまんねーなー。早く終わんねーかな。」 オレの横で、机にふて寝しながらペン回しをしている男。 この男は、『ヨネ』 オレが1人で寂しくというより心細くかな?船にバイクを乗せて船からバイクで降りた時、でっかい荷物を抱えスーパーカブに乗って 地図を見ていたのが、ヨネ!! ここら辺には、この大学しかなく こいつは、オレと同じ大学に行く奴だと直感したオレは、男をナンパしたのだ(笑) 学部も同じ事もあり、今じゃよくつるむマブダチである。
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