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学校の課題を溜め込んでいたシオリが家にやって来たのは、翔太の言葉が頭から離れない次の日
「完コピしていい?」
私のプリントを全てシオリに渡し、またベッドに潜り込む
「蓮からの連絡は?」
「........」
課題を書き写しながらのシオリは、寝たふりをした私に話しかけてくる。全てが終わるまで布団を被りシカトする
「終わった〜バイト無いし天気良いし、遊びに行こうよ?もうこんな時間まで寝てんじゃないわよ、もったいない〜」
ふざけた調子で布団を引っ張ると、シクシクと泣いていた私が現れて、一瞬戸惑っていたシオリ
「えっ何?なんなのよ、どうしたのミズキ?」
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