携帯電話

そう言えば、黒電話から子機&ファックス機能付きの電話機にした時、よくこんな事がありました。

「んでな、そﾌﾟｰﾊﾟﾋﾟﾎﾟﾍﾟﾊﾟｯやってな！　しﾎﾟﾍﾟﾊﾟﾋﾟﾎﾟﾌﾟﾍﾟﾊﾟｯったらな、今度は隣ﾋﾟﾌﾟｰﾌﾟｰﾍﾟﾎﾟﾊﾟやってん！　母さんの気持ちも分かるやろ？」

全然わかんねぇから！　

気持ち以前に内容わかんねぇから！！！

子機で通話している時、母は話に夢中になると子機を握りしめる癖がありました。

そして、指であれやこれやと押しまくる。

この癖を直すのにそこそこの時間を費やした事を思い出し、今回も似た様な状況だろうと理解した。

いくら文明の利器が苦手だからって、子機の時の経験を全く忘却しているのはどうかと思う。

しかし、母に対してこの程度の事で心を乱していたら、堪忍袋が１００万袋あっても絶対足りない。

まあ、イライラする程の事でも無いしね。

もう一度教えればいいか・・・

子機の時に一度は直した癖だ、簡単に理解してくれるだろう。

プルルルル・・・　プルルルル・・・　ピッ！

「もしもし、母さんな、携帯電話の持ち方や『もう！　なんで切れんのぉ？　んでな！　さっきの区役所の話の続『ブツッ！・・・　ツー・ツー・ツー・・・』」

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