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ウォルゴ「やれやれ…敵につけられさえしなけりゃ朝飯を食べれたのにのぅ…」ウィロスタ「まぁまぁ…後で何かつまみましょう、町のパン屋でしっかりと購入してきましたから…。」ウォルゴ「おぉ…そりゃあ…ありがてぇこった。」
ミシュト「魔物はウォルゴの力で消滅させたから安心だけど…やっぱり気になるわね…。」
ミスレ「うむ…幸い妾の力で周りは明るくしているが…さて…どうなるかな…」
???「むにゃむにゃ…もう食べれないよぉ…」
ヴォンッ ???2「こらっ!なにを寝ぼけているのだ!ウォルゴ達はもう町を離れていったぞ!」
???「へっ…?う、うそ…でも…こんな夜中に…」
???2「馬鹿者!早く追わぬかっ!!」
プツンッ… ???「無理だよぉ…でも、文句は嫌だから…いくかぁ…」
グラーバン「ふぅ…大分町から離れましたね…
次の町までどれくらいですかね…」ウォルゴ
「うむ…あと1~2時間というところか…。」
ミシュト「町に着くまで追っ手がこないと良いのだけれどね…。」ミスレ「うむ…それが一番気がかりだな…。」
???「うぅっ…一体どこにいるんだあぁ…アサシンなのに真っ暗闇は嫌いだし…私…辞めたいよおぉ…」
パキッ… ウォルゴ「うん?だれかいるのかのぅ…?」???(やばっ…見つかったか!?)
ウィロスタ「誰がいたら返事をしてくださーい。」
???「…お腹空いたよおぉぉ…助けてぇぇ…。」
ピキーン ウォルゴ「ウィロスタ君、パンを1つくれたまえ。」ウィロスタ「は、はい。」
ミシュト「怪しいわね…」ウォルゴ「おぉい、パンを持ってきたよ、居るのなら返事をなさい…。」
???「助けてぇ…」 ウォルゴ「むっ、そこだなっ…」 ???「お腹空いた…おじいさん助けてぇ。」
ウォルゴ(何!?このシチュエーション…最高じゃないですか!?声の主は超絶美女、しかもスタイル抜群…くうぅ~) ???(何…この爺…私を凝視してるんだけど…) ウォルゴ「いやぁ…君か…声の主は…女性がこんな夜中に出歩いてはいけないよ、ほら…
パンと少ないが宿賃の代わりにしなさい…。」
???「おじいさん、有り難う。」ウォルゴ「いやいや…大丈夫じゃ、それではな。」
ミシュト「ウォルゴ~なにニヤニヤしてるのかな~?」ウォルゴ「いや…何でもない、ほら町が見えてきたぞ。」ミシュト「怪しい…」
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