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今だからこそ言えることですが、本当にもったいないです。
だから、早瀬君の言葉は全部、昔の私に対しての説教です。
実際あんなに中身の成熟した高校生はいないと思いますが。
学生じゃなくても、『やればできる』をまさに今実行したり、当たり障りのない会話をしている知り合いと腹を割って話してみたり、自分からはちょっと……と、ひたすら連絡待ちしている意中の異性にこちらからメールしてみたり。
素直になることと、1歩踏み出してみることは、その人の人生を豊かに、いつでも青春中にしてくれるのではないかと思います。
かく言う私もなかなか完璧には実行できていません。
おそらく、生涯のスローガンになるかと思われます。
まあ、そんなテーマは二の次で、ただ初々しくて青臭くて甘酸っぱい恋愛を含み笑いしながら書きたかっただけ、と言ってしまえばそれまでで……。
いやいや、それでも、果歩みたいに毎日同じことの繰り返しだと思っている人達に、恋愛や友情に限らず、そういうのが伝わるといいと思いながら書きました。
とにかく、ここまで『放課後図書室』を読んでいただき、このとりとめのない話にもお付き合いいただき、誠に感謝しております。
本当にありがとうございました。
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