蒼褪めた証言者
13/84
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
575人が本棚に入れています
本棚に追加
/
680ページ
「まあ、私は結構自業自得だし。 厭なことだけでもなかったけどね」 斉上は上目遣いに訊いた。 「旦那を好きだった時期もあったっていうのか?」 そうじゃないけど、と漱子は薄いダシの入った古伊万里に視線を落とす。 胡散臭げな斉上の視線に気づいたように顔を上げた。 「ちょっと、今は私の話じゃないでしょ」 とわざとらしく頬をふくらますが、可愛らしいだけだった。
/
680ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
575
スターで応援
3,309
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!