お前との思い出

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今回はお前にちょっとした誕生日祝いを計画している。 大学時代のゼミ仲間で。 そういえば芸大なんて、就職に不向きな連中が集まる中、俺たちは実に平凡で小市民で地道なグループだった。 殆ど全員が無遅刻無欠席で単位も落とさず、教学の担当さんは喜んでいたが、作品までもが平凡で教授泣かせだった。 そんな中、お前だけはちょっと違っていたけどな。
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