プロローグ

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プロローグ

「ドンドン ドンドン」 「ドンドン ドンドン」 「あー」 「うるせー眠れねー」 オレはベットから飛び起き部屋のドアを開けに行った 「バン」とドアを開けると目の前に女性のゾンビが立っていた オレは手に持っていた懐中電灯をゾンビの顔に照らした すると、女性のゾンビはゆっくりと階段を下りて行った 「はー、毎日毎日 もう寝るか」 …数日前のこと とある土曜日父さんが趣味である釣りから帰って来た 「おーい帰ったぞー みんなリビングに来てくれー」 父さんの呼びかけでオレは二回の部屋からまた父さんの長話が始まるのかと、めんどくさそうな表情をして下りて行った 妹のカレンもスマホをいじりながらリビングにやってきた オレの妹は中学二年生、顔はかなり可愛いが二次元の妹のような萌え要素はなくオレに対しては、かなりそっけない態度ですぐ無視をする(オレはシスコンではない) 家族四人がリビングに集まった 父さんは自慢げに魚の入ったクーラーボックスをドンと机の上に置いた 「みんな見てくれ」 父さんがクーラーボックスを開けるとそこには世にも奇妙な紫色をしたいかにも毒がありそうで、マズそうな魚の姿があった 父さんは鼻高々に 「どうだウマそうだろう」 「美味しそうな魚ね~パパ~」 「そうだろーママー」     
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