長い夜のお話

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「うん。恵人の、スゴく熱い。」 「タケシの中も、熱いよ。」 しばらく、そのまま抱き合っていた。 二人の形が馴染んだ頃、アイツはゆっくりと顔を上げた。 潤んだ瞳に、俺が映る。 見つめ合ったまま接吻を交わして、「動くよ」って…浅く揺らされる。 「ファ…アッ…アァ…」 腰を押さえられて、腹の上に密を溢して喘ぐ。 徐々に速まり、深くなる抽挿に、快感の波が襲う。 「ア、ンッ…ンッ…ハッ… 恵人…  ダメッ…俺…おかしくなっ…アァッ…」 激しく揺振られて、押さえられない声も、止まらない愉悦も、全てが俺を壊していった。 気を失いそうになりながら、何度も呼ぶのはアイツの名前。 「けいとぉ…も、ダメ… ァアッ…」
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