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「え?」
「そうなの?」
マイクは訊き返す。
「そうなの!これから私達、二人でパジャマパーティーよ!」
だがクリスティーナは勝手に嘘ばかりを言ってる。
「え?え?」
ひよはずっと驚いている声。
「じゃあ、good night!」
クリスティーナは捲くし立てるように言うとすぐにドアのロックを外す音と扉が開閉する音が。
おい、俺のひよを連れて行くな。
「はぁ…。」
クリスティーナの溜め息。
「ど、どうしたの?」
ひよが訊ねる。
「あの男、ストーカなのよ!」
そういうことね。
そしてクリスティーナはマイクと呼んだ男の事を長々と力説した。
クリスティーナもストーカー被害に遭っていたとは大変だな。
なんて考えていると……
「わかる!」
「え?」
「実は暁君もそうなんだよ!私を三歳の頃からマークしてたの!だから私も暁君と離婚したいの!」
ひよがまさかの同意。
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