小説の主人公って凄いなって思う!

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ユート・アンジュ・サービス10歳 田舎の割にそれなりに大きな商人、王都でそれなりに有名らしく、男爵家でも一応あったりする13番目の子供。 領主でもあるが、子供が現在下二人も合わせて15人いる為、好きな職業をして良いと言われている。 長男サジェスも下が何人か産まれた後に王都へ行き、無事成功し、騎士へとなっている。 周りは農家が多く、子供は皆働き手だ。 ユートの家が珍しいのだ。 「え!?結局ユートも家出ちゃうの!? 力仕事やってもらえて凄く助かってたのに?」 この子は隣の家のマリル・ミ-ズリ-。 女性が産まれやすいのか、女ばかりの5人姉妹で、長女がまだ13歳の為に男手が父のダリルしかいない。 自分の半分もない力のダリルをみて…力仕事を時々手伝っていたのだ。 「ごめんね…サリスタの街で騎士が足りないらしくてサジェス兄さんに入らないかって言われてさ」 「そっかぁ…ユートって力持ちだしすばしっこいものね!メリル姉さんの旦那候補が来年から修行にくるし!うちは大丈夫だから気にしないで!サリスタにいっても頑張ってね!」
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