好意喪失

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あたしが冷めてゆくのと相反する様に彼の情熱とも劣情とも それとも執着とも取れない行動はエスカレートしていく。 その行為にあたしは、更なる迷惑と危機感そして嫌悪感を募らせるのだ。 よくも今まで、あんなにも暑苦しくあたしの体を求める欲望を受け入れてきたものだとぞっとする。 自分でも少し変わった所があると思うあたしは、一度冷静に自分の今までの行動を振り返ってみようと考えた。
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