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とナデナデしてから万太郎にまたがり
「しゅっぱ~つ」
と進みだす
回りに他の家はない
源さんと静さんが畑を作っていたので
「山向こうの神社まで行ってきます~」
といい
「おお
気を付けて」
の声に笑顔で返すと
万太郎を少し駆けさせていく
-いつもながら万太郎に乗って走るのは気持ちいい♪
でもそろそろ私が乗るのも難しくなってきたかな
大分重くなっちゃったし……
そんなことを考えながら少しゆっくりしていたので一時間ぐらいしてから神社についた
ちょうど神主様が外におられたので
「こんにちは
お父様から御手紙を預かっています
どうぞ」
「おお~
知子か
久しぶりじゃのう
どれどれ
………………………………………………
ほむ!
お父上にはかしこまったと伝えてほしい」
「はい~♪
分かりました
では失礼します」
「うむ
気を付けて帰るのじゃぞ」
と別れた
帰りは万太郎と競争したりしながら帰っていると
前の森の奥に煙が上がっていた
山火事?それとも焚き火かな??
とあまり気にせずに森をグルッと迂回する道に沿って帰っていっていた
しかし
歩き進むにつれだんだんと不安が募ってきた…
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