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その時、ガクン、と首が下に振れて、俺は我に返った。 まあ、夢だった、というわけだ。 そうそう世の中、うまくいくわけではない……ということだろう。 やれやれ、と思いながら時計を見れば、既に家を出ていなければならない時間を大きく過ぎていた。 ああ、大学までの移動時間が半分にならないかな。 アホみたいなことを考えながら、俺は転がるように家を出た。
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