高校の夏

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   最初に断っておくが、自分には霊感などない。  だからこそ、何故それが起きたのか分からない。    ただ、それが最初で最後の霊体験であってほしいと、  そう思える程に今でも強烈に記憶に残っているものがある。    それは、高校二年の夏のことだった。    その日は、いつもと変わらない普通の日常であった。    学校に行き、部活を終え学校から帰る。  そして夕食を食べて風呂に入り、宿題して寝る。    そんないつもと変わらない日常ーーーのはずだった。  
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