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「はぁ?お前はバカか」
「バカって何よ!そっちこそ、自分で言ったこと忘れたんじゃないの?」
「俺は、ラブホなんか言ってない。俺が言ったのは、ラムホっていう雑貨屋の店だ。行ったことあるだろ?前に」
「ラムホ……」
私は 斗真との電話で話した内容を思い返していた
………… やばい
確かにラブホ通りなんか言ってなかったかもしれない…
ラムホとラブホを間違えたんだ……
恥ずかしい……
あれ?でも、どうしてここが?
「聞き間違えてました…… ごめんなさい。でも何で、居場所分かったの?」
「千夏の携帯。この前 千夏が寝てる間にアプリ入れといた。大まかな居場所がわかるアプリ」
「あー、なるほど……… って人の携帯、勝手に見たの!?」
「あー、まあな。ルカくんの、写真がビッシリ保存されたフォトコレクション。彼氏の俺より多いって……正直、どうなんだよ」
うそっ!あれ見られたんだ…… 最悪
て言うか、消してないよね写真
私はスマホを取り出しデータを確認した
あ…… 良かった
写真ある…
「ったく、今日は褒めるどころか、お仕置きが必要だな」
「は?お仕置き?」
その後…
斗真は不適な笑みを浮かべながら、私を見下ろしたたのだった…
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