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ここはシティーホテルの最上階のVIPルーム
斗真の親戚の一人が、このホテルのオーナーで 今日は特別に半額で宿泊してもいいと豪華な部屋を斗真に貸してくれたのだ
最上階から眺める景色は最高で
ルームサービスも充実していて、申し分ない
こればかりは斗真に感謝しなきゃな…
「この赤ワイン美味しい~ このハムも最高~」
私が目の前のディナーに舌鼓をうちながら堪能していると
斗真が突然、私の手を引き キングサイズのベッドにボンっと体ごと私を放り投げたのだ
「ちょっと、何するのよ」
上半身を起き上がらせ斗真を見上げる
「なに、くつろいでんだよ。これから 千夏には お仕置きが待ってるっつうのに」
腕を組んで偉そうに見下ろす斗真
「は?…… 何それ。本当に、お仕置きされなきゃいけないの?」
「当たり前だろ。ほら、ボサッとしてねぇで服脱げよ……」
ちょっと、あり得ないんですけど…
そりゃあ待ち合わせ場所間違えたのは私だけど…
それで、声かけられて助けてくれたのは斗真だけど……
だからって、、、お仕置きなんて普通ある?
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