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一人でって……
どうしろと?
困惑したまま固まる私を、また嘲笑いながら 口を開く
「いつもしてるみたいに、すればいいんだよ。ほら、俺がいない時してるんだろ?」
「し、してないよ…そんな…」
「してるって顔に書いてあるけど?」
「へっ!?」
私の裏返る声に斗真は口角をあげ、舐めるように見つめてくる
「可愛い。耳まで真っ赤にさせて…… ほら、早くしてみて?俺に見せてよ…… ちゃんと、うまくできたら ご褒美あげるから……」
…… 恥ずかしいけど、、
一度、言い出したら 斗真は それを、やり切るまで収まらない
……
「分かったよ…… せめて、部屋くらい暗くして?」
こんな明るいと、いくらなんでも……
しかし、斗真は私の頼みに頷いてはくれず…
「却下」
そう一言で終わらせた……
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