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カレシ「マ!マジっすかあぁぁぁっ!!!」
カレシは、あまりの事に大パニックになり、カノジョの手を無理やり引っ張って廃屋から飛び出しました!!
そして、
背丈ほどある植物群を必死に掻き分け掻き分け、
遠くにチラチラ見える自分の車のヘッドライトの明かりを頼りに、何とか車にたどり着きました!!
カレシ「さ!着いたぞ!しっかりしろ!!」
車に着いた時、
カノジョはボーッとしていたのですが、
助手席に座らされた途端にハッと正気に戻りました。
カノジョ「…あれ?私…今まで、どうしてたのかしら??」
(もちろん、声はカノジョ自身の元の声に戻っていました)
カノジョ…
何も覚えていなかったそうです…。
カレシ「ぐはっ…カ、カンベンして下さいよぉ…」
(一安心のため、まずは敬語で)
カップルは、無事に帰る事ができたそうです…。
あの時…
廃屋の二階で…
カノジョの身に…
一体…
何が…
起こったのでしょうか…。
そして…
カノジョは…
一体…
何を…
見たのでしょうか…。
現在もその廃屋の焼け跡には、何も建物は建っていないそうです…。
(平成19年9月時点でのお話です)
~END~
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